EngineMaker に住んでいた

Dec 17, 2022 03:56 ·

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この記事は EngineMaker 界隈 Advent Calendar 2022 17 日目の記事になります。上の写真は当時住んでいた部屋の写真です。懐かしい…

EngineMaker 新宿御苑に住んでいた、furodrive です。2019 年 12 月から 2021 年 9 月まで住んでいました。EngineMaker ができたのは、2019 年 12 月だったと思うので、初期住民になります。初期過ぎて、入居してしばらくの間は Wi-Fi も飛んでおらず、洗濯機もありませんでした。

2019 年は自分にとって、大変な年でした。徳島でエンジニアをしていたのですが、仕事がうまくいかずお金がピンチになってきたので、親から借りた 30 万円を軍資金にして、9 月末に目黒区の某シェアハウスに引っ越しました。

11 月頃、仲良くなったエンジニアの住民が、貧相な暮らしぶりを心配して、生活は大丈夫かと聞かれたたので、「仕事を探してるけど、うまくいっていなくて、後 3 週間で見つからなかったら、来月の家賃が払えないので退去して、徳島に帰ることになる」と答えました。

皆からは、もっと早く言え!仕事探しは真剣にやっているのか?のんびりしすぎじゃないのか?とびっくりされたり、詰められたり、心配をかけました。

この 3 週間の間に、開発の仕事を斡旋してくれたり、求職活動の仕方についてアドバイスをくれたり、自分の経歴書を Facebook などで拡散くださりました。また、周囲の反応を見て自分が危機的状況にあることを認識し、仕事探しに一層励むようになりました。本当にありがたかったです。おかげで仕事が見つかり、東京での生活を続けることができました。

この件で、困り事は友達には言うべきだし、早く言ったほうが解決できる可能性が高いことを学びました。困っている姿を見せるのは、友達に気を使わせるから良くないと思って、隠そうとしていたのですが、この考えは間違いでした。困り事を友達に言ってなかったら、もちろん仕事は見つかっていなかったし、退去の 1 週間前に相談しても、相談された側も、急すぎる話で、手の施しようはないから、仕事は見つからないまま、徳島に帰っていたと思います。(3 週間前でも十分すぎるほど急ですが…)

そして、住民が「今度新しくできる EngineMaker というシェアハウスに一緒に引っ越さないか?家賃もここよりは安く、米が無料だし、管理人がエンジニアで、ギークハウスの運営してたりする人だから、エンジニア率が高いシェアハウスになるから面白そうだよ」と誘ってくれたので、自分も EngineMaker に引っ越すことにしました。

結果、引っ越して良かったです。

  • 住民が 30 名ぐらいいたが、8 割ぐらいがエンジニアで、仕事内容が近いから話しやすいし、仕事の悩み事なども相談しやすい
  • 仕事終わりや休日を問わず、勉強する住民がいることが刺激になって、自分も頑張れる
  • 自分ひとりではやろうとは思わないことでも、住民と一緒にすれば、できたりした → 草野球チームに参加したり 、パーソナルジムに通った

などなど。環境は大事だなあ、と思いました。環境の変化が自分に影響を与えて、自分も変わるので。

今は EngineMaker を引っ越して、実家から 30 キロほど離れたところにある、徳島県神山町に住んでいます。シェアハウスは住民の入退去が割と頻繁にあって、その度に雰囲気が変わるのですが、自分が徐々にその変化に適応できなくなってきたのを感じたり、東京の生活に少し疲れたためです。住民の中には、ずっとシェアハウス暮らしの人とかもいて、本当にすごいと思います。

神山町での暮らしは、景色が綺麗なのと、水道水がとても美味しいのが気に入ってます。ミネラルウォーターは買わなくなりました。また、移住者がかなり多く、多様な人たちが住んでいます。神山町に住んだことで、10 年ぶりに睡眠薬を飲まずに寝れるようになったり、疲れにくくなった気がします。また、周囲に店がほとんどないので、遠くまで行けるようバイクに乗るようになりました。ここでも環境の変化で自分が変わるのを感じました。

仕事は引き続き、東京の仕事をこなしています。最近は API の開発に加えて、React を使った、フロントエンドの開発も担当するようになりました。

新生活での暮らしも落ち着いてきたので、先月から個人的な Web サービスを開発しています。来月ごろ完成予定です。完成次第、このブログで報告します。