2週間ぐらい前に「デジタル・ミニマリスト スマホに依存しない生き方」を読んだ。この本では、自分が重きを置いている事柄にプラスになるかを基準に厳選した一握りのツールの最適化を図り、オンラインで費やす時間をそれだけに集中して、他のものは惜しまず手放すことを推奨していた。また、最小限のデバイスで最大の生産性を発揮するよう、費用対効果の低いデバイスを増やさないことも推奨していた。
どちらの話も自分にとっては耳が痛い話だった。 iPhone でダラダラと SNS を見たり、少しでも生活が良くなるのであれば、それが本当に必要なのかをよく吟味せず、デジタルデバイスを購入してしまう傾向があった。その結果、一日あたりに生産的な事柄に費やす時間が短くなったり、デジタルデバイスがむやみに増えていった。
この本を読み終えた後、以下の施策を行ってみた。
- SNS へ簡単にアクセスできないよう、iPhone から SNS アプリをアンインストールした
- iPhone を使用する時間を減らすため、 Apple Watch を導入した
- デジタルデバイスは増えてしまったが、Apple Watch を購入することで iPhone を利用する時間を減少できるメリットが大きいため
- 目的もなく iPhone を利用しない
結果、iPhone を使用する時間が ↑ の試作を行ってからまだ 2 週間程度ではあるが、1 日あたりの利用時間を 1 時間程度減少した。iPhone を持ち上げる回数も 60 回から 40 回に減少した。要因として、時間を確認したり、決済を行ったり、タイマーをセットするのは iPhone で行っていたが、これらを Apple Watch で行うようにしたことが大きい。Apple Watch は導入するまで、毎日充電しなければいけない時計なんて…と思っていたが、本当に導入してよかった。
1 日の時間が長くなってとてもいい感じ。今回導入した施策は今後も継続していきたい。